コラーゲン

コンドロイチンと軟骨

関節軟骨は骨の先端を覆うゲル状の組織で、コラーゲン繊維が作る網目状の骨組みにコンドロイチンを含むプロテオグリカン が絡みついた構造になっています。
厚さは4~6mmで骨よりも柔らかく、ヒアルロン酸を主成分とした関節液(滑液)を含んでいることで、氷と氷の接触摩擦よりもさらに滑らかです。
人間の骨と関節は、このような関節軟骨によって守られており、この関節軟骨を守っているのがコンドロイチンなのです。

関節軟骨を構成しているのは、「水分」「コラーゲン」「プロテオグリカン」「軟骨細胞」の4つです。
プロテオグリカンは、タンパク質を持つ(プロテオ)多糖(グリカン)で、その80%はコンドロイチン硫酸で構成されていて、血管と同じ役割を果たすことができます。
骨の主成分はコラーゲンとカルシウムで、骨には神経と血管が通っていることから、栄養は血液で骨に運ばれます。

しかし、軟骨部分には血管がないことから、軟骨は、神経と軟骨のまわりにあるプロテオグリカンを介して栄養を吸収したり老廃物を排出したりしているのです。
私たちの体には関節軟骨があることで、関節の骨と骨とが直接接することなくスムーズに動かすことができます。
また、コンドロイチンは血管のない関節軟骨に栄養分を供給したり関節軟骨を分解する酵素の働きを抑制したりする働きがあるのです。